フォトウェディングを和装で撮る方必見!白無垢と色打掛どっちにする?

公開日:2024/08/15  


白無垢と色打掛は、どちらも日本の伝統的な婚礼衣装ですが、印象は大きく異なります。白無垢は清楚で純潔なイメージがあり、一方で色打掛は華やかで個性的な雰囲気があります。白無垢を選ぶか色打掛を選ぶかで、撮影の雰囲気や表情が大きく変わるため、慎重に選択しましょう。本記事では、白無垢と色打掛についてくわしく解説します。

白無垢とは

白無垢(しろむく)は、結婚式で新婦が着る日本の伝統的な和装のひとつです。その名の通り、白い着物のことを指します。古くから日本の結婚式では、新婦が純潔や清楚を象徴するために白無垢を着用してきました。

白無垢のデザインは比較的シンプルで、一般的には白い絹地に赤い飾り紐や帯が施されています。鶴や鳳凰、松竹梅などの縁起のよい模様が刺繍されていたり、織り込まれていたりするものもあります。

また、白無垢は結婚式の際に新婦がもっとも格式高く美しく見えるように設計されています。純白の着物は、日本の伝統的な美意識である清らかさと深い内面の美を表現すると同時に、神聖な雰囲気を醸し出します。

現代の日本では結婚式のスタイルや様式が多様化していますが、白無垢も古来からの伝統を受け継ぎながらも、新たな要素を取り入れている場合もあります。たとえば、白無垢にモダンなデザインや柄を取り入れたり、結婚式のテーマやコンセプトに合わせてアレンジされることもあります。

白無垢は日本の文化や伝統を象徴する着物であり、結婚式の重要なシンボルとして多くの人々に愛されています。白無垢の清楚で優美な姿は、新婦の美しさと幸せを祈る心を表現するとともに、日本の結婚式の格式を保ち続けています。

色打掛とは

色打掛(いろうちかけ)も、結婚式で新婦が着る日本の伝統的な和装のひとつです。色打掛は白無垢とは異なり、華やかで色鮮やかな着物なので、新婦の個性や好みを表現できます。華やかな色打掛は、一般的に結婚式の際に新婦が華やかさや高貴さをアピールするために着用されます。

また、色打掛の大きな特徴は、豪華な刺繍や金箔、鮮やかな色使いなど、華やかで高級感のあるデザインです。

なお、伝統的な色打掛は、金銀の糸や豪華な柄が施された重厚な絹地で作られていますが、近年では、シンプルでモダンなデザインのものも登場しています。色打掛の起源は、江戸時代にさかのぼります。

当時、結婚式での新婦の装いには白無垢が主流でしたが、豪華な色打掛を身にまとうことが贅沢な儀礼として流行しました。当時の富裕層や武家階級の女性が着用し、色打掛の豪華さや格式が結婚式の儀式に相応しいとされていました。

先ほどもお伝えしたとおり、現代の色打掛は伝統的な要素を保ちつつも、新しいスタイルやデザインが取り入れられています。たとえば、和装デザイナーによってモダンなテイストが加えられたり、西洋のウェディングドレスとの融合したスタイルも人気です。

また、結婚式のテーマや季節に合わせて、色打掛の柄や色合いを選ぶことも一般的です。色打掛は新婦の個性や好みを表現できる和装であり、華やかさや高貴さを演出するための一着として多くの人々に愛されています。

色打掛のの豪華で華やかな姿は、結婚式の華やかさと格式を引き立てるとともに、新婦の美しさと幸せを祈る心を表現します。

フォトウェディングでは白無垢と色打掛どっちにするべきか

白無垢と色打掛について解説してきましたが、近年増えつつあるフォトウェディングではどうでしょうか。

まず、フォトウェディングにおいて、白無垢と色打掛のどちらを選ぶべきか決まりはありません。結婚式でもフォトウェディングでも、新郎新婦の大切な日には変わりなく、結婚式の日の主役である新婦が自分自身の好みや個性を大切にし、自分にぴったりのスタイルを楽しむことが大切です。

白無垢は清楚で純潔なイメージを演出し、伝統的な日本の結婚式にふさわしい装いです。一方、色打掛は華やかで個性的な雰囲気を醸し出し、新婦の華やかさや高貴さをアピールできます。白無垢と色打掛のどちらを選ぶかは、新婦の好みや写真のテーマなどさまざまな要素によって決めるといいでしょう。

重要なのは、新婦が自分に合ったスタイルを選び、フォトウェディングを楽しむことです。自分が着ていて心地よく、自信を持てる装いを選べば、写真映えする笑顔や幸せな表情を引き出せるでしょう。思い出に残る素敵な写真を撮るためにも、自分らしさを大切にして衣装を選ぶ必要があります。

また、伝統的な白無垢や色打掛だけでなく、モダンなデザインの和装や、和洋折衷のスタイルも人気です。新婦が自分らしいスタイルを見つけるためには、事前に試着や相談を重ねて慎重に決定しなくてはなりません。パートナーや家族、友人たちと一緒に選べば、より素敵なフォトウェディングにできるでしょう。

まとめ

白無垢と色打掛、どちらを選ぶべきといった決まりはありません。新婦自身の好みや個性、そして写真の雰囲気によって衣装を選択しましょう。白無垢と色打掛のどちらを選ぶにせよ、大切なのは自分らしさです。伝統的な白無垢で清楚な印象にするのも、華やかな色打掛で個性をアピールするのも素敵です。

フォトウェディングは、新婦の輝きを最大限に引き出す日です。自分らしい衣装に身を包み、自信と笑顔で結婚式を謳歌してみてはいかがでしょうか。

おすすめ関連記事

サイト内検索

【NEW】新着情報

エンゲージメントフォトとは、プロポーズを受けてから結婚式をするまでのあいだに撮影する記念写真を指します。一方、フォトウェディングは結婚式をあげずに、結婚の記念として写真を撮ることです。本記事
続きを読む
白無垢と色打掛は、どちらも日本の伝統的な婚礼衣装ですが、印象は大きく異なります。白無垢は清楚で純潔なイメージがあり、一方で色打掛は華やかで個性的な雰囲気があります。白無垢を選ぶか色打掛を選ぶ
続きを読む
二人の特別な瞬間を写真に刻むフォトウェディングは近年人気です。しかし、実際にフォトウェディングを行う場合、事前に何をすればよいのか悩む人もいるでしょう。この記事では、どのような準備を行えばよ
続きを読む